R2R(Roll to Roll)通電熱加工装置は、従来の通電熱加工装置の両端に送り出し装置および巻取り装置を付け、さらにメインチャンバ内では電流と同時にロールプレス荷重を印加する装置です。上記機構は、これまでの弊社通電熱加工装置の特長を維持しつつ、生産性を考慮したシート状のワーク作製を可能にします。この装置は、通電熱加工技術および圧延技術を組み合わせることにより、実現しました。
通常の通電熱加工装置の仕様に加えて、通電中に材料に対して周期的な荷重を印加できる装置です。焼結中の周期的な荷重の印加は、材料によりますが、一定荷重での試料と比較して低温で高密度焼結体が可能になることや、結晶配向性の向上の効果が確認されています。
型の搬送から焼結、焼結体の抜出までを自動化した装置です。粉末充填された型をターンテーブルにセッティングすると、チャンバー内へのワークの設置から焼結体取り出しまでターンテーブルにおいてある個数だけ連続で自動で短時間で行う装置や、焼結条件をバーコードから読み込ませ、遠隔で管理できる装置などがあります。生産装置の詳細や、その他ご希望の仕様等ありましたら、ご相談ください。
通常の通電熱加工装置にグローブボックスがついている装置です。焼結型への粉末充填から装置までグローブボックス内で操作が可能であり、材料が大気暴露されることがないため、酸素を嫌う材料の焼結に最適です。
上下電極が駆動するプラズマン装置です。この駆動方法により型を上下パンチで挟んだままでの昇降移動が可能となり、焼結ゾーン、抜出ゾーン、磁場ゾーン、高周波加熱ゾーンなど、同じチャンバー内で様々な加工を行えます。チャンバーの左右に拡張真空フランジポートを備えているため、機能の拡張が可能です。ゾーン機能のカスタマイズやその他機能の追加も承っておりますので、ご相談ください。
通常のプラズマンの最低荷重は60~100kgf程度ですが、本装置は5kgfから制御可能です。きわめて小さな荷重で通電焼結や熱間加工を行いたい場合に最適な装置です。
お問い合わせ
お見積・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。
